Feb 3, 2014

MIT の常温核融合 NANOR の進展

MIT (Massachusetts Institute of Technology, マサチューセッツ工科大学) でも
常温核融合(Cold Fusion) が、研究されています。

ここ数年の1月末には、MITでは、"Cold Fusion 101 Class"というセミナーが
研究者の Peter Hagelstein 博士と開発者は、Mitchell Swartz 博士により行われ、
常温核融合 装置 NANOR デモ実演と開発の進展状況が報告されています。

今年、2014年にも期待されていたの新しい内容が発表されたようです。

英文発表記事は二つありますので、リンクを残しておきます。
ここ(E-Cat World)ここ(coldfusion now)です。

新しい内容の要点だけ紹介します。


  • NANORにスターリングエンジンを合体させPhusorとなった
  • 熱出力が大幅に上がった
  • ピーク COP 80 を2013年に達成した、平均で COP 10-14
  • NANOR Series 8を今年市場に出す可能性あり
  • 特許の取得で苦労している"Cold Fusion"と書くと許可されない


COP 80 とは、入力電気エネルギーに対して、出力熱エネルギーの倍率です。

一般に、COP10を超えれば、出力熱エネルギーから発電機を回して、
入力電気エネルギーを作って自立運転ができると思われます。

NANORのベンチャーは、 JET  Energy,  Inc. です。
興味のある人は、ここに、コンタクトするといいでしょう。

No comments:

Post a Comment