Jul 11, 2015

デンマークは風力発電だけで電力を賄えるようになった模様

デンマークは風力発電だけで電力を賄えるようになった模様

Wind power generates 140% of Denmark's electricity demand

Denmark's Wind Energy Output Just Exceeded National Demand

デンマークは、ヨーロッパ、ドイツの隣国、
国土面積43,094 km2 で日本の11%
人口 5,602,536人で日本の4.3%
人口密度は、126人/km2で、日本の36%です。

北海油田を所有し、石油自給率は100%以上の石油輸出国。
それなのに、風力発電だけで電力を賄える(羨ましい)。

北極圏のグリーンランドを領有し金属資源も所有しています。

1人あたりGDP 37,265ドル(2008年)で日本(2008年)の98%だったが、
2014年では、60,563ドルで、日本の1.6倍となる裕福国。

デンマークの食料自給率は、300% で、日本は、39%(カロリーベース)

デンマークは、解雇の自由な国。
しかし、再就職支援をきちんと実施している。

デンマークは、税金が高く、消費税率は25%。

公務員率も多く、デンマークの公務員が就業人口に占める割合は30.7%。
しかし日本の公務員は5.7%。

デンマークの公務員の給与は安い。日本の公務員の給与はとても高い。
デンマークの公務員は、日本でいう、準公務員(「特殊法人」、「認可法人」、「独立行政法人」)まで入る模様、だから人数も多いし、給料も安い。

デンマークは、2015年で債務ほぼゼロ(GDP比3%)の国、
対して日本は、2015年で過大債務(GDP比129%)の国

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日本が、デンマークの真似をするなら、
まず、このまま少子化を推し進め、
人口を40%まで減らすことです。

そうすれば、食糧自給率が高まり、
他の資源・エネルギーにも余裕が出てきます。

それには、私も含め老人は、自分の健康は自分で守り、
年金に頼らず、自立して稼ぐことです。

若い人は、自分で学び、社会に参加し、
稼ぐ能力を磨くことです。

今からの日本の二十年は、老人が異常に多く、
国としてとても苦しいですが、
このまま二十年耐えてしまえば、
そこからさらに人口を40%までに減らしていく過程は
楽ちんと思えます。
このまま、技術と都市化が進み、
いまのレベルの生活がぐっと楽に手に入るようになります。

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民族の生き残りのためにデンマークの真似をすることは、
エネルギーの確保です。

国全体として、生き残りのために、確実にできることは、
世界の安くなった本当の低価格での地上の太陽光発電を推進。
石油、天然ガスのアメリカ西海岸の港からの調達でしょう。

研究する価値があることは、
海洋風力発電、海洋太陽光発電、
近海メタンハイドレートの低コスト回収技術です。

また、デンマークの真似をするなら、
日本でも公務員改革と特殊法人改革を行い、
税制も改革する必要もあります。

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私は、小さな政府が大きな政府より優れていると考えています。

デンマークの行政スタイルで真似したいことは、国の債務ゼロと解雇自由です。

解雇自由と同時に行うことは、同一労働、同一賃金です。

その他のデンマークの行政スタイル(公務員が多い、税金は高い)の真似をしたくありません。

反対の理由は、政府へのたかり体質がある日本人がデンマークの真似をすると、
公務員が多い、税金は高いは簡単に達成できますが、
公務員の給与は高い、解雇できないとなり、ギリシャのように破綻してしまうからです。

また、大きな政府では、個人の経済的自由が税金で制限されてしまいます。

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